私は鳥取県に住む45歳のネイルアーティストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
毎月の出費を考えると、家賃が占める割合はかなり大きなものになります。できるだけ家賃を抑えることで他のことにお金を回したいと考える人もいるでしょう。確かにある程度余裕を持って計算しておかないと冠婚葬祭などの行事や、病気などの出費に対応することができないからです。とはいっても賃料が安い賃貸ばかり見ていると、却って出費が多くなることもあります。これはどういうことか説明するには、まず賃貸物件と言うものの特性を説明する必要があります。まず物件を契約するときには契約するために幾らかの料金を支払うことがあります。手数料という名目であったり紹介料と呼ばれますが、これは1ヶ月分の家賃ほどかかる場合もあるのです。
修繕などに使う敷金や、借りたことに対しての謝礼として支払うような礼金、部屋のクリーニングや鍵を交換するための費用も含まれると、総額で家賃の3ヶ月~5ヶ月程度が必要になることがあります。これは平均ですからそれ以下のこともありますし、逆にこれ以上の費用が必要になることもあります。しかしながら手数料を抑えた物件や、他の費用が一切かからない賃貸というのも存在します。両者を比べた時に、家賃が数千円程度しか違わないのであれば、費用がかからない物件のほうがはるかにお得なのです。賃貸はついつい物件だけを捉えてしまいがちですが、色々な料金が派生することを考えると、一部分だけを見るという方法は危ういものだといえるのです。