僕は山梨県に住む66歳の動物管理官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸アパートへの入居を希望し、審査を無事通過すれば、晴れて入居が認められることになります。さて、入居するにあたりやっておきたいことがいくつかあります。まずは、荷物を部屋に運び込む前に、床や壁に傷がないかどうか、水回りの水漏れはないか、床から異音がしないかなど、部屋に欠陥がないかどうかチェックします。これらは、今後快適な生活を送るために必要なだけではありません。退去時には原状回復義務といって、住人が故意や過失で部屋に与えた損傷を修繕し、部屋を入居時の状態に戻して返す義務があるのです。この時、入居前からあった損傷の修繕費も請求される、といったトラブルも少なからずあるので、入居する前にダメージをチェックしておき、トラブルを回避する目的もあるのです。
さて次にしておきたいのが、ご近所へのあいさつ回りです。アパートのような集合住宅では、音などによるトラブルが後を絶ちません。他人の生活音というものは些細なものでも気になるもので、特に見知らぬ赤の他人の場合は、大きな軋轢となる場合もあります。ご近所へあいさつしておくことで、こうしたわだかまりを未然に防ぐことが可能になります。少なくとも両隣、真上と真下の部屋の住人には、あいさつをしておきたいですね。あいさつには、ちょっとした贈り物を持っていくとよいでしょう。タオルなどの生活用品が喜ばれる場合が多いです。食べ物は好き嫌いもあり、アレルギー等の心配もありますので、あまりお勧めはしません。入居時は何かと忙しいですが、後のことも考え、ぜひこれらのことはやっておきたいものです。