僕は奈良県に住む66歳の計量士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸マンションなどの契約の際に敷金礼金と言われるものがあります。これを簡単に説明致します。最初に敷金礼金と言われるものは、いわゆるその賃貸物件の保証金みたいなものです。敷金の場合で例えば敷金50万円で式引き20万円だとします。この場合30万円が保証金となります。これは万が一家賃の滞納で支払いが出来なくなった場合や破損で多額になった場合などに使われます。それらが何も無ければ返還されるものです。式引き20万円は、退去した際に次の方の為に畳を交換したり壁紙の交換や部屋のクリーニングや水回りなどの補修などにあてられる金額になります。これが敷金の内訳となります。では続いて礼金とは何かを説明させていただきます。
敷金で言う式引きの金額と思っていただいたら良いかと思います。返還されるお金をありません。いわゆる保証金と言われるものがありません。これを取り入れている物件に関しては、保証人をつける所が多くあります。何かあった場合は全て実費請求されます。契約時の敷金よりか安く表示出来るために最近の物件はこの礼金を取り入れているのが多くあります。またここ最近ですがこれら敷金礼金などを一切取らない物件も多くあります。この場合は、何かあった場合の保証や退去時の修繕などの費用は全て実費請求されます。契約時は安く入居出来ても退去する際に高額になるというケースがあるようです。但し自然に起こる傷みや消耗に関しては請求されません。