私は石川県に住む63歳の助教です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

基本的には、普通のサラリーマンをしていると、住宅を購入するということは一生に一度か、せいぜい二度程度です。その少ない回数で購入することに成功するかどうか、は人生の幸福感を大きく左右することとなります。誰でも不幸であるよりは幸福を求めることを考えれば、家選びは慎重に進めたいものです。一戸建てを購入する場合、それまで、実家で一戸建てに住んでいる場合などは、その良し悪しについて十分検討できる可能性はありますが、マンション暮らしをしている場合、本音の部分での有益な情報を集めるのは大変なものです。それは家族ごとに優先順位が変わってくるために、友人等の意見については実際には参考程度にしかならないためです。　

やはり失敗は成功のもと、というように実際経験して得られた情報ほど頼りになるものはありません。そのためには、賃貸の一戸建てに暮らしてみることほど、ためになることはありません。間取りについてはもちろんのこと、収納のスペース、キッチンの構図、風呂の形状など、気になることは様々です。一度家を購入した人は必ずのように次に家を購入するならば、あの場所をこうしたい、ということはよく聞く話なのです。購入のたびに精度は上がっていくわけですが、一度でより精度よくできれば、いうことないわけです。それほど高い賃貸物件に住む必要はなく、築年数が経過している賃貸一戸建てであれば、かなり安価で借りることができるという意味でも、試しやすくなっています。