賃貸一戸建てというもの(和歌山県/仲居/65歳/女性)

私は和歌山県に住む65歳の仲居です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸一戸建て、というものがあります。賃貸というとどうしてもマンションとかアパートを思い浮かべる人が多いのですが、別に戸建てもあります。ちなみにこの場合、借家権、というものが発生します。家を借りる権利です。貸し手としては実にこれが面倒なことであり、借り手としては実に有難いことなのです。基本的に不動産賃貸契約というのは、借り手のほうにかなりの権利を認めています。つまり、いきなり追い出す、ということができないのです。更新することがあったとしてもその決定権がほぼ借り手にあるような状態なのです。借家権というのは、そのくらい強い権利であり、どうしても買えてし欲しい場合はそれこそ退去料を貸し手が支払うこともあります。


一戸建てを借りているのか、或いは土地を借りているのか、ということでもさらに色々と変わってきます。土地を借りている場合は借地権というものになります。これは数十年単位での賃貸になりますから、はっきりいって一世代借りることができるようになります。借家の場合はそこまで長くないです。また、期限を定めることもできるようになったのです。借地でも期限を定めることができるようになったのですが、それでも普通契約であれば五十年が最低契約期間です。これは相当長いです。賃貸で一戸建てを借りる、ということはよくあることですが、それが単なる借家契約なのか、それとも定期借家契約なのか、ということはよく確認することです。後者ならば基本的に更新はなしです。