賃貸住宅についての注意点(栃木県/再開発コンサルタント/61歳/男性)

僕は栃木県に住む61歳の再開発コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅は通常、集合住宅が多いわけですから、居住には気を遣うべきことが多数あります。まず一番大きな課題となるのが、音の問題です。特にマンションの場合には、その堅牢なイメージから安心してしまう傾向がありますが、案外と音は周りに漏れるものです。さらに賃貸用に建てられたマンションの場合は特に壁が薄い場合もあるので注意が必要となります。また、特に注意が必要となるのは階下への配慮です。足音などの振動音は響くので、もし注意されるようなことがあれば、絨毯を敷いておくなどの処置が必要となります。小さい子供がいる場合には、そのような気遣いは必須といえます。また、高層マンションの場合にも意外と注意は必要となります。


高層マンションの場合は、その重厚感とは逆に耐震性や堅牢性のために重量を軽くする傾向があります。そのために、壁などのコンクリートを減らすケースが多いので割と音が漏れる物件は多いものです。他にも集合住宅ならではの配慮はあります。ゴミ出しなどもそうですが、敷地の内部にゴミ出しのスペースがある物件は多いものです。仕分けが必要な場合にもあまり気にせずに出している人も見られます。そして賃貸物件に住む上での注意として、いかに綺麗に居住するかという点があります。退去時にクリーニングすることが決まっているために、汚れることに無頓着な場合がありますが、故意に汚したような場合にはその分の費用を請求されることになるので、注意が必要です。