私は福島県に住む65歳の企業オーナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅に入居する際には一般的に火災保険の加入が求められます。自分には必要がないと言っても加入しないわけには行きません。これは自分達のためという意味合いだけでなく、大家さんへの万が一の時のための補償という意味合いも大きいからです。例えばうっかりが原因で小規模火災を起こしてしまったとします。小規模で被害が少なければ家具を買い直す程度で済むかもしれません。しかし大家さんはそういうわけにいきません。床やクロスを替えるなどの修繕をしてもらわなければ困ります。住宅を借りている側にはそれを負担しなければならない義務があるのです。そんな時に保険に加入していれば迅速かつ確実にその金額を負担してもらうことが出来ます。
とはいってもこの場合に加入する保険のメインは家財になります。自分達の家財価値や家族構成などによって加入するプランを選ぶことはできます。自分達は細心の注意を払っていたとしてもアパートやマンションなどの集合住宅の場合には他の部屋が出火の原因となることもあります。そのような不測の事態に備える意味でもとても重要なものなのです。他の人が起こした火災ならばその人に補償してもらえばいいではないか、という人がいます。しかしこのようなケースでは賠償請求を起こすことはできません。これは法律で定められています。失火の際の家財道具は自分達自身で守らなければならない物なのです。保険料負担を抑えたいがために安いプランを選ぶ人もいます。しかし不測の事態が起きたときに十分に力を発揮してもらわなければ意味がありません。そのことを踏まえてプランを選ぶことが大切です。