私は佐賀県に住む64歳のショコラティエです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅に住む際には、最初にいくつかの費用が必要になります。これは初期費用とされています。基本的に賃貸物件の家賃に関しては収入の3分の1といわれていますが、それぞれのライフスタイルによって異なってくるので、あくまでも目安として考えるようにします。初期費用に関しては関東と関西など地域によって異なる部分があります。関西の場合には、保証金というものが発生します。これは家賃の4ヶ月から7ヶ月分が相場で、退去の際には敷引ということが行われるようになっています。一般的によく見られる敷金とほぼ内容は同じです。敷引は退去の際には返金されないようになっているので、礼金と同じような扱いです。たとえば保証金が4ヶ月分の場合には、2ヶ月分は敷引されないのが一般的となっています。

この他には地域に関係なく仲介手数料が必要になります。家賃1ヶ月分に消費税を足したものが基本となっています。しかし家主が不動産会社の場合には、仲介手数料がかからないこともあるのでしっかりと確認をします。また前家賃というものがあります。これは入居開始月の家賃と言うことになります。月初めに入居する場合には1ヶ月分を支払うことになりますが、月の途中から入居する場合には、日割り家賃として入居する日数分の家賃を日割り計算を行って支払うようになっています。また火災保険料も必要になります。これは賃貸住宅の場合、入居者の加入が義務づけられています。火災や水漏れが発生した場合の賠償責任や家財の保証を行うものとなっています。