賃貸住宅の築年数とその他の条件(山口県/お笑い芸人/48歳/女性)

私は山口県に住む48歳のお笑い芸人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅物件を探す際、多くの人がまず条件に入れるのがその部屋の間取りや立地条件、そして築年数です。間取りはもちろん重要ですし、立地条件は駅やバス停、職場からの距離を知る上でとても重要になってきます。では築年数の場合はどうでしょうか。正直なところ、建物が新しいに越したことはありませんが、どうしてそこまでこだわる必要があるのか、実のところ、あまり知らないという人も多いのではないでしょうか。実はその建物が建ってからの年数は耐震強度に深く関係しています。というのも、1981年以前に建てられた建物は新たな耐震基準をクリアできていない可能性があるのです。耐震基準とはその名の通り、ある程度の地震に耐えられる建物の基準のことで、この基準をクリアしていればある程度の防災ができるということになります。


もちろん1981年以前に建てられた賃貸住宅の中にも耐震検査をして補強工事を済ませているところもあります。建物補強さえ行っていればいくら古い建物でも防災の面で安全に暮らすことはできます。つまり、賃貸住宅の築年数はあくまで物件選びの参考程度の情報だということです。実際の建物の状態は自分の目で確認するまではわかりませんし、いくら古い建物でもリフォームや改築を済ませてより住みやすい状態になっているところもあります。賃貸住宅を探す際はその建物の古さを確認することはもちろんn大切ですが、あまりに固執し過ぎないように注意しておきましょう。先にも述べた間取りや立地条件などの様々なポイントを総合的に評価して物件を選んでいくといいでしょう。