賃貸住宅の築年数について(茨城県/ソムリエール/42歳/女性)

私は茨城県に住む42歳のソムリエールです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探すにあたって、築年数も大事な要素となります。基本的には誰もが新しいところに住みたいとは思うものですが、もちろん家賃の面で負担は大きくなってくるために、ある程度の妥協は必要となります。それに、あまりに古い物件の場合には様々な問題が発生する可能性もあります。まずは耐震性の問題があります。たとえマンションであっても、その構造が古いものであれば耐震性能がもともと低いケースもありますし、コンクリートも経年により強度は下がってきます。そして水道や排水管などの設備に不具合が出てこないかという問題もあります。清掃を定期的に行なっていないようなところであれば、なおさら気になるものです。にごり水が発生しないかなど注意が必要です。


ただし、古い建物は全てがいけないかというとそうでもないものです。きちんと手入れがなされていたり、あるいはリフォームによつて内装などを綺麗に一新しているものもありますし、建物も耐震補強を施しているものもあります。そして家賃も新しいものに比べるとかなり安くなる場合もあるので、生活する上で支障がないようであれば、あえて少し築年数の経ったものを選ぶという選択肢もあります。また、大型のマンションであれば大規模修繕を終えている場合もあるために、あとは給湯器の使い勝手だとか水道水に濁りはないかなどのチェックで問題が無いようなら選択肢のひとつとなり得るものです。かなり古いものほどリフォームで新築同様になっているケースもあります。