賃貸住宅の退去について(高知県/外航客船パーサー/60歳/女性)

私は高知県に住む60歳の外航客船パーサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅に長く住んでいる人が引越などで移動をするということがあります。このようなときにはまず管理会社などに1ヶ月前までに連絡をしなければ行けないのですが、賃貸住宅に入居をしている場合には、退去をするときに原状回復と言うことが義務づけられています。従ってそのために費用が必要になります。この費用に関しては契約をする際に支払っている敷金の中から使われるようになっています。入居の際と同じような状態と言うことでたくさんのお金が必要になると心配している人もいますが、入居前の部屋と同じ状態に戻すと言うことではありません。普通の生活をしている中で、生じてしまった部屋の汚れや傷に関しては、大家さんが負担することが原則となっています。


退去の際には立ち会い確認が行われるようになっています。ここで大家さんや管理会社の人と一緒に修繕箇所の確認を行っていくのです。大家さんが悲嘆する部分としては、壁紙の場合には、日が当たることによって変色した場合や画びょうなどの穴です。逆に結露をほうっておいたことによって発生してしまったカビやシミに関しては入居者の負担と言うことになります。退去の際には引っ越しで荷物がなくなった後にこのように立ち会い確認が行われるようになっています。ここで修繕費用の大まかな計算が行われ、納得をすれば署名捺印をします。そして敷金から差し引いた金額が、30日以内に指定口座へ返金されるようになっています。そして鍵を返還して退去完了と言うことになります。