僕は栃木県に住む26歳の造園コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

新生活を送る際に賃貸住宅を探す方が多いと思いますが、何かと物入りの時期ですので少しでも経費を抑えたいのが心情です。そんな中で注目なのが礼金ゼロの物件です。一度支払ったら契約後は戻らないのが一般ですから、急に引っ越しが決まったので礼金を返して欲しいと願い出てもそれは無理だということが常識です。そんな中で礼金がなければ物件選びも楽に進むことになります。大家さんの方でも空き物件が増えるよりは少しでも賃貸契約を結んで欲しいので魅力ある物件としてこのような設定をしない大家さんが増えています。家賃の1,2か月が一般ですから金額も大きなものになります。新生活にお金がかかる時期だからこそこの金額は借主にとっても負担になります。

一般に礼金は慣習であり、法律的な決まりはありませんから、大家さんの方でも設定しないという選択は可能になります。敷金と同じイメージがありますが、これは大家さんに預けておくお金という意味合いがあるため、退去の際に何もなければ全額返還されるお金になります。ただし、修繕が必要な時は敷金から差し引かれることが一般です。賃貸住宅はあくまでも仮の住まいというイメージが大きいため、できるだけ費用を安く抑えることが望ましいです。返還されない礼金はない方が借主にとっては望ましいと言えます。あくまでも大家さんに対するお礼の意味合いをこめて支払うお金のことですが、最近は大家さんが借主の近所に住んでいないケースも多いため、お礼のお金をイメージしにくいとも言えます。