僕は長野県に住む57歳のPAエンジニアです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
いろいろと議論のある保証人の制度ですが、日本の法体系では今日でもなお賃貸契約時に原則として保証人をたてなければなりません。30歳ぐらいまでは両親が働いていて収入がある場合が多く親に頼むのが通常ですが、ある程度借主の年齢が上がってくると親も退職していて保証人として認めてもらえないケースも出てきます。肉親が健在であったとしても、何らかの理由で「頼みにくい」というケースもあるでしょう。長年疎遠だった親戚に賃貸契約のためだけに連絡をとるというのは実際問題として不可能な場合も多いはずです。このような場合、賃貸が全く借りられないというのでは世の中が立ち行きませんので実際には幾つかの解決策があります。解決方法は大きく二つ分けられます。一つは代行業者を利用する方法、もう一つはそもそも他人に保証してもらう必要のない契約を結ぶという方法です。
いずれにしてもこのような方法を利用する場合は不動産会社が間に入るということがポイントです。不動産会社はなんとかして賃貸契約を結んで利益を上げたいので様々な方策を考えて問題を解決しようしているわけです。(一方、不動産会社を介さず、個人で賃貸契約を結ぶ場合には現在の法体系では必ず誰か保証してくれる第三者が必要です。)保証人を回避するカラクリには具体的には幾つかの種類があります。例えばクレジットカードで家賃を払うことを前提に契約を結ぶという方法があります。クレジットカードの審査において既に個人の身元が保証されているので、保証してくれる人を立てずとも契約できるという方法です。保証人代行業者を利用する場合は、家賃の中から一定の割合の料金を代行業者に支払うことになります。ただし代行業者の中には信用できない業者もありますので世間的に定評のある業者を慎重に選ぶ必要があります。