私は神奈川県に住む60歳の中小企業診断士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸契約時に絶対に支払いをしないと借りることさえできなくなってしまっているのが敷金などの初期費用になります。初期費用が多く必要とすればするほどそれだけ負担となってきてしまうのが当然で、どうしてその費用が必要としているのかを知っておくことがとても重要です。最近では礼金をゼロとしている物件はとても多いのですが、しかし敷金が必要としている物件は今でも多く、ほとんどが敷金の支払いをしなければなりません。この敷金は補修工事など必要としている場合に使われるお金としているので、実際に使わなければ返ってきてくれます。そうなるととても疑問としてしまうのが、使わない可能性があるなら最初に支払いをする必要がないのではという点です。

ではなぜ敷金が必要としているのかというと、それは修理など必要としていても支払いをしてくれない契約者が実際に出てしまう可能性が非常に高くなってしまているからです。契約もそして解約もしっかりとしてくれる人はもちろんとても多いのですが、しかし中には契約はしっかりとしているけれども突然いなくなってしまう方もいるのが事実です。そうなると修理を必要としている部屋の費用は家主が支払いしなければいけないのでとても大きな負担になります。それをできるだけ避けるためにも敷金として前もってある程度の修理費を預かっておくことが求められています。これはお互い大きな不利になることを避けるために大切なお金なので初期費用として必要としていても仕方がありません。