僕は石川県に住む47歳の音楽プロデューサーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

住まいは生活の最も基本となる要素といえます。家族の一員としてそこで住まわせてもらっている期間はあまり偉そうなことを言う資格を持ち合わせていないかもしれません。しかし自分の収入の中から住まいについて考えられるようになってきたら、どのような暮らし方をするかをじっくりと考えたいものです。賃貸物件で暮らすというのは、毎月決められた賃料を払っていけばいいという計画性があります。住まいの補修などといった必要なことに関してはオーナーの責任でするべきことなので、最低限の費用で暮らすことができます。それでも賃貸ゆえのデメリットを感じることもやはりあります。その最大のものがいつまでたっても決して自分の住まいになることがないということです。

若いころから一生涯賃貸で暮らすことを前提とすると、一戸建ての家が購入できるだけになってしまいます。それにもかかわらず決して自分の住まいにならない、一切資産を手にできないというのはやはり大きなデメリットだといえます。もちろん毎月の収入の中の範囲で生活を設計しやすいという面はあります。しかし住宅ローンを組んででも住まいを手にしようとすることで、結果的に自分の住まいにすることができる人がいるのに比べると、いつまでたっても何も残らないとてもシンプルな暮らし方になってしまいます。生涯賃貸で暮らした場合、十分に一戸建てが購入できるくらいの金額を活かすことができないわけですから、そのことに関しては大きなデメリットといえるでしょう。