賃貸物件と通勤時間について(京都府/司会者/56歳/男性)

僕は京都府に住む56歳の司会者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件で暮らすことのメリットとしては、その時々のライフスタイルに応じて柔軟に住む場所を変えられるという点が挙げられます。その点、マイホームを購入した場合は転勤や転職などで職場が変わっても簡単に引越すことができないので、単身赴任や長時間の通勤に耐えなければいけないケースも少なくありません。特に首都圏の場合は通勤ラッシュ時の満員電車は身動きが取れないというケースも少なくないので、通勤時間が長ければ長いほど、通勤だけで体力を消耗してしまうということもあります。空いている電車であれば読書や携帯端末の活用などで通勤時間を有効に活用できるケースもありますが、満員電車の通勤では不可能に近いというのが実情です。


たかがわずかな通勤時間の違いでは影響が少ないと考える人もいるかもしれませんが、往復で30分ほど通勤時間が余分にかかるケースで考えてみても、1日では1時間の違いが生じますので、1年単位で考えるとかなりの日数を通勤だけで消費しているととらえることができます。その点、賃貸物件であればマイホームではとても手が届かない都心に住むことも可能なので、仕事の効率といった点を重視するのであれば賃貸で職場への通勤に便利な所に住むのが効率のよい方法であるといえます。家賃の都合上、都心の職場近くが難しい場合は、始発駅などの近くに住めば、座っての通勤が可能となり、満員電車での通勤の苦痛が少なからず軽減されることとなります。