私は茨城県に住む67歳のダンサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を選ぶ際に、多くの方が気にされ、チェックする項目として「間取り」があります。例えば、「単身者なら部屋数は1つで十分。」だとか、「子供がいれば部屋は2つは欲しい。」だとか、その方のライフサイクルによって需要は異なりますが、これは住居選びにおける重要なポイントです。ここでは、そんな中でも「LDK」すなわち「リビング(居間)・ダイニング・キッチン」の3つが揃った物件について見て行きましょう。賃貸物件の中で最も人気があるのは、2つの部屋に「LDK」がついた「2LDK」という間取りです。しかし、この定義を皆さんはどれだけご存知でしょうか。実は「LDK」とは最低12帖以上あるか、部屋全体の専有面積が50㎡以上のものを言うのです。
このような形態の部屋は比較的新しいもので、それ以前の主流は「2DK」でした。「LDK」があることの最大の魅力は間仕切りがない、広い空間が確保されていることです。ですから、使い方によっては「3DK」でも代用出来ないことはありませんが、やはり仕切りがある分、狭く感じてしまうかもしれません。そもそも、人々の間では、「部屋数が多いこと=広い」というような認識が一般的で、同じ広さでも部屋数が多い方が人気があります。しかし、「間取り」という言葉は、引き戸や下がり壁などの「間仕切り」の表示のことなので、広さを表現するものではありません。ですから、一見狭いと思われがちな「1LDK」などという物件でも、実は十分過ぎるほどの贅沢な広さを持ったものも数多くあるのです。