賃貸物件の仲介手数料について(山口県/農業土木コンサルタント/64歳/男性)

僕は山口県に住む64歳の農業土木コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


不動産会社などを通して賃貸物件を契約した場合には、その不動産会社に対して「仲介手数料」を支払う事があります。これは、媒介手数料と呼ばれる場合もあります。この手数料の上限は宅地業法にて定められており、その上限を超えない範囲であれば自由に設定することが出来ます。具体的には、貸主や借主の双方から得られる報酬額の合計が消費税を含まない借賃1ヶ月分の1.08倍に相当する金額以内、依頼者から受け取ることが出来るのは、承諾を受けている場合をのぞいては、賃料1ヶ月分の0.54倍に相当する金額以内となります。このように、貸主と借主が折半して支払う事になっていますが、実際には物件を借りる側が全額支払う契約となっている場合が多いようです。


一般的に支払いを行うのは、契約を結ぶ際です。最近では、仲介手数料を「半額」や「無料」と謳っている不動産会社も増えてきています。引っ越しの際の初期費用を抑えたいというのであれば、この手数料を無料としている不動産会社を中心に物件を探してみると良いでしょう。また、どうしても気に入った物件があるという場合には、交渉次第では安くなる可能性があります。まずは、問い合わせてみると良いかもしれません。さらに、仲介手数料の他にも節約することが出来る費用がある場合もあります。鍵の交換や事務手数料などの項目がある場合、本来は負担しなくても良い場合もありますので、気になる点や分からない項目がある場合には、チェックするようにしましょう。