僕は埼玉県に住む33歳の学長です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件には契約期間というものがあります。一般的には1年以上で2年を契約期間としているところが多いです。これは2年ごとに契約を更新するという契約となり、更新時には更新手数料が発生します。この契約は基本的には、特別な理由がない限りにはそのまま更新することになります。一方で、契約期間の更新がない契約というものもあります。これは、契約の更新はしないと最初から定めているもので、こちらは一般的な契約方法に比べると書面などをきっちりと用意する必要があります。当然ですが、自分がどちらの形で契約するのかはしっかりと確認しておく必要があります。一般的な賃貸であればほとんどは契約の更新を行えるタイプの取り決めになっています。
では契約期間が決まっているのであれば、解約はどうなるのでしょうか。突発的な理由から、契約中だが引越しをしなければならないという事情になった場合、解約はどのように定められているのでしょうか。これは契約書の取り決めによって異なります。とくに取り決めが掛かれていない場合には民法に従い、解約は三か月前から言わなければいけない、となっています。つまり、退去後も三か月分の賃貸料は払わなければいけないため、なかなか大きな痛手です。とはいえこの法律はあくまでも契約書に記載がなかった場合の対応なので、契約時に相談して、一か月前までに申し入れをすればいい、としていれば、急な引越しでも賃貸料の支払いは一ヶ月分で良いということになります。