私は奈良県に住む59歳の歌人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件の家賃は様々な要素をもとにして設定されています。基本的にはその立地の周りの相場を参考にすることになります。そこから、駅からの距離に応じて遠くなるほどに安く、逆に近くなるほど高くなるのが一般的です。もちろん、その周辺環境も加味されるので、一律同じように変わるというわけではないのが特徴です。他にも築年数が新しいほど高くなるとか、上層階にいくほど高くなるというのは、大抵に共通するものです。部屋の広さによってももちろん違いがでますし、広いほどに家賃は高くなっていきます。また、足回りの良さも関係してくる要素で、複数の路線が使えるような駅、あるいは乗り替えることによって方々へと移動できる便利な場所は、相場が高くなります。
また、ターミナル駅につながる路線は人気がありますし、さらに急行が止まる駅となると、すぐ隣の駅と比べてもかなり相場は上がります。これらは一般的な傾向ですが、個別に見るとまた違った要素が現れてきます。たとえば何かしらの理由によりなかなか借り手がつかない部屋は、同じ建物の他の部屋と比べても安くなる場合がありますし、ひと部屋ずつオーナーが違うマンションなどでは、それぞれ家賃設定は変わってきます。そして一年で一番引っ越しが多くなる3月あたりになると、家賃も高めに設定されることがあります。ちょうど空き部屋になったのを機に上げるケースもありますし、あるいはリフォームなどを施して綺麗にしている場合にも家賃設定が上がるケースがあります。