私は愛知県に住む40歳の顧問です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の家賃は、その物件にどれほどの価値があるかを判断する1つの目安です。その賃貸物件が使いやすく機能性に優れたものであれば、それだけ入居者が多いということになり、賃料も高くなるのです。賃料が高くなりやすく、人気がある設備としてはエアコンがあります。エアコンがついている物件や室内に洗濯機が置ける物件、また独立洗面台やバルコニーあるいはベランダがある物件は“利用希望者の多い設備”です。なので、こうした設備はスタンダードなものではあるものの、全てを揃えている場合には賃料があがります。とりわけ料金が高くなりやすいのはデザイナーズ物件です。デザイナーによって建築されたもので、インテリアにもこだわりがあるのです。

最近ではリノベーション物件も人気が高く、築年数が20年以上経過しているような物件であっても新築物件と同様の家賃で入居者を希望しているものがあります。リノベーション物件のなかには新築物件とデザイナーズマンションを組み合わせたようなものもあり、壁紙を一面だけ色を変えるアクセントクロスや、ガラス張りのバスルームなどは人気があります。また最近ではアイランドキッチンや自分で壁紙を選ぶといったオプションを追加することも可能になっています。家賃はこのように様々な要素が絡むことによって決まっていますが、人気の高い設備や内装になっている場合にはより一層高くなることがあります。なので家賃を抑えるためには設備のグレードを下げる必要があるのです。