私は徳島県に住む65歳の時計師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる時に一つの目安となるのが家賃の総額です。仕事での収入に応じて、毎月どのくらいの賃料を払うことができるのかは、人によってそれぞれ異なってきます。一般的には毎月の収入の3分の1程度の金額を目安に物件を探すのが良いと言われています。これは、他の生活費などを考えていくと、限界の金額です。収入に関わらずにあまりに高い賃料の所と契約してしまうと、その後の生活費を圧迫してしまう事態となる可能性があります。破産することになると、安心して生活することができなくなり、最終的には賃料を支払うことができなくなるおそれもあります。このようなことにならないように、予め毎月の生活費を計算しておいて、いくらまで出せるか見当をつけておくことが大事です。
家賃の金額によって、賃貸物件の状態が大きく異なってきます。具体的に言うと、築年数や付属している設備、住環境の快適さなどが違ってきます。一般的に家賃の金額が高いほど、質の良く暮らしやすい物件である傾向があります。しかし、例外として、良い物件でも安く借りることができることもあります。例えば物件を探す時期が挙げられます。引っ越しの時期が盛んな3月や4月は、物件を探している人が多くいて需要が高いため、家賃は物件の状態に応じた妥当な金額である場合が多いです。しかし、引っ越しの多い時期が落ち着いた6月や7月あたりに同じ物件の賃料を見てみると、本来より安く提示されている物件が時々あります。大家としては、空き状態にしたくないことから、家賃を安くして入ってもらう思惑もあるので、この時期に引っ越しを考えるならばお得に入居できることもあります。