賃貸物件の自分に合った家賃の決め方(鹿児島県/起業家/43歳/女性)

私は鹿児島県に住む43歳の起業家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探す場合に、家賃は最も重要な条件の一つとなることが多いでしょう。では、どのような考え方で家賃の条件を決めていけばいいでしょうか。まず、ベースとなるのは、自分にどのくらいの収入があるかということです。例えば会社員の場合は、確実に手元に入る収入をもとに、考えるということです。残業代やボーナスなど臨時収入的なものではなく、毎月必ず入る月収をもとにします。さて、無理なく払える家賃の目安として、月収の3分の1以下の額というのがよくいわれます。18万円の人であれば、6万円以下ということになります。ただし、月収の額によって同じ3分の1でも重みは違いますし、それぞれの基準で住宅費に配分できる額も変動しますので、あくまで目安ということです。


ところで、ここでいう家賃というのは、その物件を借りて使う対価の賃料だけではありません。まず、管理費です。建物全体の維持管理に充てられる費用で、これも毎月支払わなければなりません。階段やエレベーター、廊下などのいわゆる共用部分の光熱費や掃除、メンテナンスに使われます。設備が充実している物件ほど、高くなっていることが多いので注意が必要です。管理費は賃料に含まれている場合もあります。次に、駐車場や駐輪場の使用料です。これは無料の物件もありますので、自動車や自転車を使う方は、事前に確認しておきましょう。物件にない場合は、別に借りる必要が出てきます。これら全てを合わせて家賃として考え、しっかり情報収集して、余裕をもって払える額を条件としましょう。