僕は青森県に住む40歳の放射線技師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

現在住んでいる賃貸物件から退去したいとき、一定期間前までに家主に退去する旨を伝える必要があります。これは、家主が入居者を探す為の期間が必要になるからです。退去の報告が数日前だと、入居者を探す時間が無いため空室になってしまうので、家主にとっては損になります。一定期間前に伝えることで、入居者を探すことができ、借主が退去した後すぐに入居してもらえることになり、空室期間が無くなります。一般的に一ヶ月前までにというところが多いですが、二ヶ月以上前までに伝えないといけないところも存在します。契約書に必ず記載されているので確認が必要です。申し出が遅い場合、部屋を出てからも家賃を払わなくてはいけないということもあります。

退去後に敷金が返還されることになりますが、部屋の掃除を充分にしたつもりでも、敷金が思いのほか返還されなかったというケースは多いとされています。借主には原状回復の義務がありますが、入居時と同じ状態にしなくてはいけないと考える人も多いです。しかし、普通の生活でついた傷や汚れが自然損耗の範囲内とされるものについては、借主に責任はありません。自然損耗と借主の責任による傷や汚れの境界線は、曖昧なところもあって時々でトラブルが起こることもあります。原状回復のガイドラインが存在するので、法的な決まりはありませんが参考にすることはできます。また、部屋を出るときの確認作業は、一人でなく何人かで行くことが基本と言われています