僕は北海道に住む19歳の臭気判定士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件退去の際には原状回復の義務を請け負う契約になることが多い。契約の際に支払う敷金からその費用を差し引かれて返却されるという形になる。義務とは言うものの100％費用を負担わけではなく自然消耗や経年劣化による損傷などはオーナーの負担になることが多い。ではどこまで賃貸人の持分になるのかということであるが、ハウスクリーニングの費用は完全賃貸人の持分になる。この費用は部屋の広さによって値段が変わってくるため、広い間取りの部屋であればそれだけコストが上がる。そしてハウスクリーニングでだけでは回復できない汚れや破損に対しての修復費用がさらに負担することになる。ここがポイントで敷金の返金額が大きく変わってくるといえる。

退去の際にはオーナーや管理会社の立会の元で現状の確認作業を行うがその物件の入居の際にすでに損傷していたものなどを細かく説明して証明していかないとこちらの費用になる可能性が高い。入居の際にはそういった箇所を写真にとるなどしておいた方が良いだろう。また冷蔵庫の設置など大きな家具の置き後などは故意ではないので免除になる可能性がある。またクロスの張替に関しては住んでいた年数で変わってくるため長く住めば住むほど交換費用の負担は減っていく。全ての確認が終わった後見積もりが送られてくる。同意を得るかどうかの回答を求められるので納得がいかない場合は申し立てることも可能である。いずれにせよ故意や過失で破損したところは素直に報告し信頼を得てそれ以外のことは丁寧に説明をすることで負担を抑えることにつながる。