賃貸物件の連帯保証人(沖縄県/盲導犬訓練士/65歳/女性)

私は沖縄県に住む65歳の盲導犬訓練士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


単身者であれ、家族持ちであれ賃貸物件の契約をするには連帯保証人が必要になる事が殆どで契約書にはサインをする欄があります。自分が家賃を払えなくなった場合など肩代わりして支払いを行ってくれる人を契約書に明記しなければなりませんので、そうした重大な責任のある保証人にはたいてい親や近い親戚がなる事が殆どです。ただし親が高齢で一定額以下の年金収入しかなかったり、責任能力がない状態だと保証人として認められない場合があります。結婚して子供が出来てから賃貸物件を探そうとすると親もかなり歳を取っているケースがあります。そうした場合には兄弟同士で保証をし合ったり、単独での保証が難しい場合、複数で保証人になるという方法もあります。


しかし、家族の数が減っている昨今では兄弟すら居ない人も少なくありません。保証を行ってくれる人がいない場合、賃貸契約では保証会社に依頼して保証を行ってもらう事が可能です。実際、賃貸保証会社を利用している人は増加しています。少子化、晩婚化、高齢化などの理由により親、兄弟に保証人を依頼できない人手数料を支払って保証をしてもらうのですが、手数料の相場は初回が家賃の半額程度でその後1年ごとに1万円程度のシステム利用料を支払うだけです。この賃貸保証システムはどの物件にも使えるのかというとそれは違います。保証会社と提携関係にある不動産会社の仲介物件だけが対象となります。もし気に入った物件があれば保証会社と提携しているかまず調べてみましょう。