賃貸物件の間取りについて(岡山県/イラストレーター/39歳/女性)

私は岡山県に住む39歳のイラストレーターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


アパートやマンションなどの賃貸物件を借りる場合、物件を決める上で大切になるのが間取りです。間取りの表記方法としては、「K]、「DK]、「LDK」と呼ばれるものがあります。例えば2Kは、2つの部屋とキッチンで構成された物件で、キッチンは料理に使うスペースだけになっています。2DKは2つの部屋とダイニングキッチンで、2LDKでは2つの部屋とリビングダイニングキッチンが付いた物件になっています。賃貸物件を探す場合に注意しなければならないのは、「DK」と表記されている物件です。このDKは古い物件がほとんどで、給湯器が付いていなかったり洗濯機が外置きだったりしますので、生活するには不便な場合が多いです。


 最近の賃貸物件では、「K」はほとんどありませんが、KはDKよりもさらに古いタイプの間取りで、今から50年以上前の昭和30年代の頃のものです。当時はキッチンで食事をすると言う習慣はあまりなく、通常は畳の部屋にお膳を置いて食事をしていたので、ダイニングと言う概念が無かったようです。賃貸物件としては最も安い物件になるのですが、風呂が無い場合も多いので、もし家賃が安いと言うことでKを選ぶ場合は、近所に銭湯があるかどうかが物件選びの基準となるでしょう。現在ではLDKが最も一般的な物件になっており、普通に支障の無い生活をすることができます。LDKの物件を探す場合に重要なのはリビングダイニングの広さで、最低でも10帖は必要でしょう。