僕は三重県に住む24歳のランドスケープコンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸アパートやマンションを借りるときには、ほとんどの場合、敷金というものが必要になってきます。物件を借りる契約をするときに、これを支払うのです。同じタイミングで支払うことになる料金には、礼金と仲介手数料、それに当月と翌月の家賃などがあります。当月の家賃は、大家さんによってはおまけしてくれることもあります。例えば、ある月の25日に契約をした場合、残り6日分の家賃は払わなくても良い、ということになることもあります。あるいは、日割り計算で月々の家賃から1日当たりの料金を計算して6日分を支払うことになったり、25日から入居でも丸々1ヶ月分支払わなくてはならないこともあります。そうした初期費用のうち、後に戻ってくる可能性のあるものは敷金だけです。
敷金は保証金のようなものです。契約が終了して出て行くときに、例えば壁や床が壊れていたりすると、その修理代として使われるため、一部または全額が返金されないことがあります。家賃を支払っていない月があったり、夜逃げしたような場合も当然返金は望めません。退去時に清掃専門業者によるハウスクリーニングが義務付けられている場合には、一部または全額がその費用に充当されます。住人が入れ替わるときに鍵を交換する物件であれば、その費用に敷金が使われることもあります。こうしたことは当初の契約時に説明してあり、契約書にも記されていますから、しっかり把握して後にトラブルのないようにしておきましょう。因みに敷金の相場は、家賃の1~2ヶ月分くらいです。