賃貸物件を探す上で想定する通勤時間(鳥取県/映像作家/53歳/女性)

私は鳥取県に住む53歳の映像作家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を選ぶなら家賃もさることながら勤務先までの距離ではなく通勤時間が重要です。ドアツードアの時間のことで30分以内なら理想ですが、40分以内なら上々かもしれません。いくら電車に乗っている時間が短くても、駅を降りてからバスとなると、朝の通勤時間は頻繁でもそれ以外の時間帯に待ち時間が長いことも考えられ、歩けないというのは所要時間を測りにくいといえます。そのため、急行や快速の止まる駅というのはポイントが高いですし、駅から徒歩10分以内というのもポイントが高いです。そう計算すると、通勤先の最寄駅までの電車に乗っている時間が20-30分であれば申し分がありません。しかし、都内に勤務先があると、通勤時間の優先順位を高くすると家賃や間取りにしわよせがきます。


賃貸家賃をいくらまでなら出せるかという判断基準は人それぞれですが、給与に占める割合が多すぎると家計は苦しくなります。都会でない所に勤務先があるなら、そこから都会側のにぎやかな町に住むか、都会と逆方向の家賃の安いか広い家を探して選ぶかは分かれるところですが、少なくとも選択の余地が残ります。一人暮らで寝るだけの部屋なら広さは優先順位からは下でいいはずですが、家の最寄駅周辺があまり辺鄙すぎると帰宅後食事に困るので、そこそこ買い物や食事をするのに遅くまでやっているなど便利のいい店が近所にあることも重要です。予算にもよりますが、ファミリータイプの賃貸では、住環境や間取りの広さをそこそこ優先すれば、築年数の古い建物か、通勤時間が1時間圏内に広げる必要も出てきます。