賃貸物件を選ぶ時は家賃を基準に(福井県/劇作家/31歳/男性)

僕は福井県に住む31歳の劇作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


収入によって払える金額はある程度決まっているのですから、賃貸物件は家賃を基準にして決めるほかあまり余地が無いのです。家賃の相場は物件の築年数や立地や設備の充実度によって変わりますが、いい物件を求めるあまり周辺環境が辺鄙なところではあまり意味をなしません。多くの部分で満足できても、通勤や通学にあまりにも時間がかかっては生活に多少なりとも支障をきたします。どの条件を重視するかによって住まいは大きく変わりますが、賃料に出せる上限は決まっているはずなので、その条件を基本線にして住まいを探す事が必要になってきます。後は他の条件との兼ね合いになってきます。広さや設備や通勤時間等の条件と、どういう風に折り合いを付けるかという事になります。


残りの条件のどの部分を重視するかという前に、家族構成が問題になってきます。一人暮らしで有れば生活スペースを自分で我慢すれば、いい立地の賃貸物件に住む事が出来ます。結婚をして家族がいる場合は、さすがにワンルームという訳にはいかないので、多少立地を我慢しても居住スペースの充実が必要になります。都心から離れたり、あまり人気のない沿線に住めば家賃も低く抑えられるので、そういう場所で賃貸物件を探せば家賃も低く抑える事が可能です。住めば都といいますので、多少人気のない沿線に住んでいても、別段生活に不自由がなければ賃料が低い分生活に余裕が出てきます。人気の沿線や駅近物件は確かに魅力的ですが、少し離れれば賃貸物件の家賃も下がりますので、自分の収入と払える賃料を考えて賃貸物件を選ぶ事が賢い方法といえます。