私は福井県に住む28歳の知事です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
大学や専門学校に入学したり、もしくは学生から社会人になるなどの生活の変化に合わせて、賃貸物件に入居することがあります。賃貸物件はアパート、マンション、一戸建てなど、様々な形態のものがあり、毎月の家賃も大きな差があるため、自分のライフスタイルや指向にあわせた物件選びができることが最大の魅力です。物件の選定において誰もが気にするのが、毎月の家賃の金額ですが、もう一つ忘れてはいけないのが、入居に際して必要となる初期費用、具体的には敷金と礼金の有無、および金額です。このうち敷金は退去時に返却される可能性があるものですが、礼金は返却されるものではありませんので、礼金については特に注意して物件選びをする必要があります。
具体的には、礼金とその物件に住み続ける想定期間の家賃を合計して、トータルコストでの評価をすることが有効です。たとえば家賃が安めだとしても、礼金を想定居住月数で割った金額を家賃に加算してみると、意外と大きな金額になる可能性があります。逆に毎月の家賃がやや高かったとしても、礼金がゼロ円だった場合には、トータルコストが安く収まる場合も少なくありません。このような計算をした結果で数件の入居候補物件を比較すると、失敗が少ない賃貸物件選びをすることができます。また礼金が高めの物件の場合は、遠慮せずに仲介業者に対して礼金の減額を相談してみることをお勧めします。大家さんや仲介業者もできる限り空室期間を短く済ませたいため、減額に応じてくれるケースは少なくありません。