僕は北海道に住む66歳の衛視です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸生活のデメリットを挙げてみます。大きなデメリットの一つに、内装やリフォームなどを自分の自由にできないことがあります。棚を取り付けたい、壁を張り替えたいなどと考えてもできないことがあります。釘1本打ち付けることもできない（原状回復費用を請求される）物件もあれば、ある程度の自由度を認めてくれる物件もあります。住まいに自分のオリジナリティを出したい、壁や簡単な造作の変更をしたいと考えるのであれば、契約前に許される範囲をしっかり確認する必要があります。勝手にいろいろな変更を加えてしまうと、退去時に高額な原状回復費用を請求されることもありえます。持ち家であれば、そのような心配なく、自分好みに自宅をカスタマイズできます。4

賃貸のデメリットの二つ目は、自分が年配になってから、あるいは入居している部屋が古くなってからのことです。一般に、年齢が高いと新たな賃貸契約は断られることが多いです。収入が年金以外にない方が多いので家賃不払いのリスクが高いこと、部屋のなかで死亡されるリスクが高まるためです。特に身寄りのないお一人の高齢者の場合は保証人探しも難しいので新規の契約は困難です。そのようなリスクに保証会社をつけたりするなど対策をして高齢者も契約可の物件もありますが、数少ないのが原状です。入居しているアパートが古くなり、建て替えなどのために立ち退きを迫られることもあるでしょう。賃貸借契約があるので直ぐに退去しなければならないことはありませんが、これも居住環境を不安定にするリスクの一つになります。