賃貸生活のメリットについて(鳥取県/理学療法士/54歳/男性)

僕は鳥取県に住む54歳の理学療法士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


結婚や出産などライフスタイルの節目で、賃貸物件に住み続けるか家を購入するかで迷うカップルはたくさんいると思います。また、シングルの人でも30歳前後になれば、ずっとこのまま家賃を払い続けて部屋を借りて住み続けるのと、家を購入し住宅ローンを組むのとでは、どちらが金銭的にお得なのか迷う人も多いと思います。昔なら「家は財産になる」という考え方やマイホームを持つことが一種の社会的ステータスで社会的信用も得られるからと購入する人が多かったです。しかし、現在は、賃貸物件の質の向上や持ち家にこだわらない人も増えてきています。家を購入しようかどうか迷っている人のために、ここでは、賃貸生活のメリットについて説明します。


最初は自由度のメリットについて例を挙げます。・好みのライフスタイルに合わせた間取りを借りられる。・転勤者などが利用しやすい。勤務先が移動になっても近くに引越すことが出来る。・結婚、出産、子供の独立、親との同居などライフスタイルの変化に応じて住み替えが出来る。次に経済面のメリットについて例を挙げます。・土地と建物の固定資産税や都市計画税などがかからない。・建物を維持するための費用や、設備の保守のための修繕費などの責任を追わなくてもよい。・転職などで収入がダウンしても、家賃が安い物件に住み替えるなどして対応ができる。精神面でのメリットもあります。・家の購入の場合より手続きが簡単で、ローン審査もない。・長期間にわたるローン返済のプレッシャーがない。以上のように賃貸生活にはこれだけのメリットがあります。家を購入するか考えている人は、このことも考慮に入れて検討したほうが良いでしょう。