僕は山口県に住む21歳の公認会計士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸を探す時に様々な条件を考えます。当然家賃、駅からの距離、間取り、日当たりや通風などです。もし長く住むお住まいをお探しであればこれらと同様に考えておいた方が良いと思うのが築年数です。勿論新築や築浅物件のほうが綺麗だし「いま風」の建物だと言う事は誰でもおわかりだと思いますが、そういった表面上の見た目だけでの話ではありません。建物の設計自体にも実は「時代」「トレンド」と言うのがあります。間取りの取り方などです。わかりやすい事でいえば和室があるかどうかなんて事も1つです。最近の特にワンルームから2LDKくらいまでの非ファミリー向けの部屋は洋室ばかりですね。フローリングはおしゃれですし掃除もし易いと言う事で若い者には人気のようです。一方で畳が好きな方もいるので、その場合はあえて築年数古めを検討するのも1つです。
このように築年数を意識する=新しい方が全て良いと言うわけではないです。勿論ある意味最も重要な構造的な事を考えると新しい方が良いですが。ちなみにこの構造的な事でも重要なポイントがあります。それは設計の法律、耐震基準などが昔といまでは異なるからです。聞いたことないでしょうか「新耐震基準」と言う言葉。数十年に1度改定されていますし、阪神淡路大震災後以前と以後では建物に対する強度の考え方なども変わっています。もし古めのお部屋でも良いと思っている方でも、このあたりは知識として入れておいて不動産屋さんに「これ新耐震ですか」なんて質問してみるのも良いのではないでしょうか。このように、築年数は「間取りや仕様・設備」と「構造的」の観点から非常に重要です。是非参考にしてください。