通勤時間から賃貸を考える(愛媛県/コラムニスト/33歳/女性)

私は愛媛県に住む33歳のコラムニストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を借りる際にどこの部分に注目するかと聞くと、家賃や間取りと並べて通勤時間という事を上げる方というのはかなり多いです。気付きにくいですが一日の中で大きな部分を占めるのが通勤通学に使う時間であり、たとえば片道一時間であれば行きと帰りで2時間、つまり一日の12分の一使う事になるのです。かと言って近ければいいのかというのとそうでもなく、大学生などは近すぎるとたまり場となってしまうという事で嫌がる親御さんも珍しくありませんし、家から近い会社だと公私混同してしまうから嫌だという方や、「近いから少しくらい良いだろう」と上から仕事を回されるのが嫌だという方なども居ます。それらは結局は個人の考えで決める事ですが、一般的にはどれだけ長くても二時間が限度であろうといわれています。


これも例外を探せば、県を超えて実家からくるという方も珍しくありませんし、新幹線で通勤通学をしているという方も居ないことは無いのでそれ以上に時間をかけて通勤通学を行うというのは不可能ではないのですが、生き返り4時間となるとそれだけでかなりの負担となってしまいますし、必要な交通費だけでも負担が大きくなってしまいます。またこれと同様で、通勤時間のみではなくて、通学などでどのような経路を使うのかということも考える必要があります。運転が得意な方であれば車のみで一時間というのは何ら苦痛にはなりませんし、電車で一時間と言っても乗り換えを重ねると疲労はたまってしまいます。賃貸を借りる際にはそういった事をしっかりと考え借りる必要があります。