通勤時間を考慮した賃貸の選び方(東京都/水先案内人/59歳/女性)

私は東京都に住む59歳の水先案内人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


仕事によって生じるストレスにはいくつかの種類があります。上司のとの人間関係や、職場での評価に苦しむ人もいます。これらの精神的なストレスに加えて、物理的なストレスもあります。それは、通勤時間の長さです。通勤に時間がかかるのが当たり前という風潮がある世の中なので、知らず知らずのうちに無理をしてしまいがちです。では、この通勤によって生じるストレスを解消するのに、もしくは多少でも改善するのに何が役立つでしょうか。工夫できるのは、賃貸で借りる物件の場所です。賃貸物件は、いたるところにあります。大抵は都心に近付くにつれ、家賃が高くなっていきます。それで、多くの人の通勤ルートは、下り方面から上り方面への移動です。


その結果、毎朝の通勤のたびに、通勤ラッシュの電車に乗る羽目になるのです。ここで逆の発想が出来ます。つまり、可能ならば下りの電車に乗れる位置に家を借りるのです。こうすることで、どのようなメリットがあるでしょうか。一つは、毎朝の通勤で混雑している電車に乗らなくて済むという点です。多くの人と逆の動きをするからです。これは帰宅時にも当てはまります。帰宅ラッシュで混雑するのは、下り電車です。しかし、ここで上り電車に乗って帰宅できるならば、混雑を避けられます。そして、行きも帰りも座席を確保できるならば、疲れを大幅に軽減できるでしょう。疲れが減れば、家族とともに過ごす時間を取りやすくなります。通勤の方角を考えた賃貸探しが出来ます。