私は高知県に住む57歳の水先人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
高齢者専用賃貸住宅は、入居者を高齢者に限定した物件で、通称「高専賃」と呼ばれています。運営は自治体ではなく、民間事業者によって運営され、都道府県単位で登録されている賃貸住宅となっています。入居対象となる高齢者の条件としては、自立できることとなっていますが、軽度の要介護の状態であれば入居が可能のようです。つまり、自力で生活ができる高齢者が対象となっています。入居する為の費用には、保証金などの初期費用と月額使用料が必要ですが、物件によって金額には大きな幅があり、初期費用では数百万円から数千万円、家賃である月額使用料は5~60万円となっています。また、入居可能な条件にも物件によって違いがあるようなので、まずは運営している業者に問い合わせてみることが大切になります。
高専賃のメリットとしては、高齢者が入居しやすく住みやすいというのが大きな特徴となっていますが、保証金や家賃が高く、入居後に介護度が上がってしまった場合は住み続けることができなくなると言うデメリットもあるようです。高齢者が対象と言うことで、いくつかの専用のサービスを受けることができます。ひとつは食事や洗濯、掃除などの補助、その他の介護サービスが受けられるので、基本的に介護施設のような対応となっているようです。住宅の設備に関しては、基本的に個室で、共同で使用する食堂やリビングを設置している場合もあります。部屋にはトイレ、キッチン、浴室が設置されており、自力で生活する為のものは装備されているのが一般的のようです。